プリペイドカードを登録(補充)する
今回の衛星電話は身分証明書などが要らないプリペイド式なので、電話をかける前に、まずプリペイドカードを登録する必要があります。でも、それは簡単です。
1510につづけて14桁のPIN番号をダイヤルするだけです。
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SMART Linkプリペイドカードの外観。卓上型衛星電話専用です。 |
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このカードの場合、受話器を取って151041430898329400とダイヤルして待つだけです。 |
プリペイドカードの残高を確認する
プリペイドカードの残高を確認するには、1515をダイヤルします。英語で1度だけ残高を読み上げるので、注意して聞いてください。なお、一度確認するごとに1Pかかります。
さあ、電話しよう!
これで、いよいよ電話できます。
SMART Linkはフィリピンの登録なので、フィリピン国内にかける場合は国番号は不要です。
例えば、フィリピンのSMARTのGSM携帯にかける場合は、
のようになります。
フィリピン以外の国へかける時は、国際電話になりますので、"00+国番号+相手の番号(頭の0は取る)"となります。
例えば、日本の携帯電話に電話する場合は、
のようになります。
ちなみにACeS衛星電話同士の通話は、海外に電話機を持ち出していたとしても、フィリピン国内扱いになるので、
のようになります。通話料金も国内通話と同じです!
電話を受けるのもごく普通
ACeS衛星電話に電話をかける場合は、フィリピン国内からは、098xxxxxxxとなります。日本からかける場合は、+63-98xxxxxxxとなります。
(その前にもちろん国際電話の番号001-010などをつけますが)
着信すると、相手の番号が表示されます(211211などとでる場合もある)。
着信番号表示、非表示の切り替えは、手動で設定できます。
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日本のJ-Phoneから0046-010-63-98-xxxxxxxとかけたら、このように表示された。 |
音声の遅延も気にならず、問題なく聞き取れます。
まとめ
本当に簡単にしかも安価に利用できるこのACeS衛星電話。今までの衛星電話の概念を覆し、近い将来きっとアジア全域に恩恵をもたらすことでしょう。唯一で最大の問題は、日本では認可されていないことです(電波は届いているのに!)。日本以外の国で、アジアの発展とともにこれから大いに活用されていく期待の電話システムだと実感しました。